花中草中

判じ文字

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暑い夏の席に「瀧」の判じ文字をかけて
花は玉紫陽花
ずぶぬれの風情を表すならば、国焼の花入れ
杉の敷板はたっぷりと水を打っておきます

子供の時、瀧守りのおじいさんを訪ねたことがあったけど
清濁併せ持つ不思議な明治人だった
酒と女が好きで、台所には黒焼きにしたマムシが必ずあって
「120まで生きるんだ。」と常に豪語していた
それでも信頼されて
近隣のおじいさんおばあさんが味噌や米など携えて、話を聞きに来ていた

瀧守のじいさんはうさんくさかったけど
夏休みに瀧の飛沫を浴びるのは、気持のよく
その流れに西瓜を冷やして食べると、おいしかった
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by jamagin | 2010-07-23 21:36 | Comments(10)
Commented by nageire-fushe at 2010-07-24 08:36
瀧飛沫を受けながら、咲かんとする珠紫陽花の姿が
深山の渓谷に居るような錯覚になりますね。
記憶の再現、涼しい一席をありがとうございます。
瀧守の翁、まるで仙人のようでありますね。
Commented by YuccaR at 2010-07-24 10:41
おはようございます。判じ文字と滝の飛沫とうさんくさいお爺さんが見事に溶け合っていますね~。滝守り??と思った私も、幼い頃、山の神社の滝の端にあった小屋と、蝋燭の灯、そこにいた人の怪しげな印象を突然思い出しました。そういう人が昔はいましたね~。涼しくなりました。
Commented by ぶり at 2010-07-24 20:14 x
涼しそうなこの床を見て、どんなお茶事かしらとあれこれ想像してしまいました。
下の水中花も良い趣向ですね☆
Commented by jamagin at 2010-07-25 14:30
nageire-fusheさん
 今なら喜んで滝に打たれる修行をしたいところですよね・・・
 うっそうとした渓谷の花、玉紫陽花。先日行ったらまだ開いてはいませんでした。
 
 奥山の滝までの道には山菜も豊富で、仙人となれそうな気がします。
  
 
  
Commented by jamagin at 2010-07-25 14:32
YuccaRさん
 形から文字ができて、その文字が形に戻る。こんな文字の遊びを自由にできる高僧の方がたはたいそう修行をされたのでしょうね。
 
 ご存じでしたか、そんなおじいさんを! 神秘的な場所に似合う老人の話は世間離れして、心を洗ってくれるかもしれないですね。
Commented by jamagin at 2010-07-25 14:34
ぶりさん
 まずは滝の水で一服おたてしましょうか。
 山菜と岩魚とであっさりおしのぎで、、、
Commented by chon-beth-coro at 2010-07-26 06:31
風情のある夏の御茶席のしつらいですね。
画像をとおして深山の涼が伝わって来ました。
有り難うございます。。
Commented by jamagin at 2010-07-26 14:05
chon-beth-coroさん
 夏には夏の、それぞれに楽しめるしつらいってあるもんなんですよね。
 踏襲しているだけなんですが、そんな伝統もありがたいものです。
 
 滝の字でついなつかしんでしまいました。
Commented by ichi at 2010-07-27 08:25 x
白木蛤端の見事な使い…見せていただきました。
清々しいですね。

なぜかこの頃、夏になれば過去の思い出ばかりが胸を過ぎります。
Commented by jamagin at 2010-07-27 22:58
ichiさん
 ただ濡らしただけです・・・

 子供たちが日中どこにでも見られることで、つい夏休みをとっていた頃の自由さを思い出させてくれます。
 夏には夏の、記憶いっぱいありますよね。